56 狗飼恭子/薔薇の花の下

薔薇の花の下 (幻冬舎文庫)

薔薇の花の下 (幻冬舎文庫)

たぶん狗飼さんの作品の中で3番目くらいに読み返してる。でもずば抜けて大好き!ってわけじゃなくて、ふと読みたくなるような、そういう本。読後に何を得るわけでもなく、ただ読むということすらも淡々とすぎていくような、そういう不思議な感覚。たぶんそれは、今日子さんの感情の起伏の少なさがそうさせるんだろうなぁと思った。ちなみに狗飼さんの作品で一番すきなのは「彼の温度」です。大好き。今から読む。