106 デュ・モーリア/レベッカ(上)

レベッカ (上) (新潮文庫)

レベッカ (上) (新潮文庫)

装丁かわいい。好き。
マンダレーのいたるところに残るレベッカの存在が、いい。マキシムに嫌われまいとびくびくし、レベッカを崇拝していたダンヴァーズ夫人の存在に怯え、堂々と振舞えず見下される主人公。惨めさが恐ろしい。
上巻のラストがすごい衝撃。皆がきっと驚くわ、ってわくわくしていたときから、何かが起こるだろうとは予想してたけど、ダンヴァーズ夫人マジ恐ろしすぎる。マキシムも、真ん中を隠してる感じ。下巻読むのが楽しみ。